2013年06月13日

恐怖の殺人ウイルスを持つマダニ、日本国内で広がる「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」その傾向と対策




マダニが媒介する新種のウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が、日本国内で初めて確認されたのは今年1月に入ってからだ。


厚生労働省が過去をさかのぼって調べたところ、2005年からこれまでに、九州、中国、四国の10の県で21人の感染が確認され、このうち9人が死亡しているという。では実際に感染すると体にどんな変異が訪れるのか?そして我々はどのようなことに気を付けなければならないのか?










 今年4月、この感染症と診断された山口県岩国市の60代女性が発症からその経過を語ってくれたそうだ。

 「体のだるさと39度を超える高熱が1週間ほど続いた。携帯電話に出ないことを心配した夫から連絡を受けた近所の人が、自宅のソファーで倒れているのを見つけてくれ、救急車で病院に運ばれたが、その前後、2週間ほどの記憶がない」とのこと。入院3日目に女性の容体は急変し、意識不明になったため、医師が体を調べたところ、右腕に3ミリほどのマダニが食い込んでいるのを発見し、SFTSであることが判明したという。


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 女性の容体はその後も悪化し、唇から出血したり、心不全を起こしたりしたため、集中治療室で治療を受け、なんとか一命を取りとめたという。

 女性は、「感染症のことは知っていたが、こんな風に自分がなるとは思っておらず、あとからぞっとした。半ズボンをはいて自宅周辺の草取りをした際、服についたマダニにかまれたと思う。毛虫や蜂に刺されれば分かるが、マダニにかまれた自覚はなく、だからこそ怖い」と語ったそうだ。


 この感染症の恐怖は、かまれた自覚がないので症状が出るまで何が原因なのかわからないこと。そしてその症状が出ても、病院で的確な診断がすぐに下せない場合があるということだ。

 女性の治療にあたった医師は、「今回はたまたまマダニを発見できたが、ちょっと外来に来た患者では分からないだろう」と語る。マダニはハサミのような口で皮膚を切り裂き、噛みつく。その状態で吸血するので、マダニは体に刺さったままだ。これはほくろのようにも見えるため、患者の体を拭いたりしている看護師もなかなか気がつかないという。


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 「すべてのマダニがウイルスを持っているわけではないので過度に恐れる必要はないが、医療関係者は診断に行き着くためにも、この感染症を頭の片隅において診察に当たる必要がある」とこの医師は指摘している。

 春から秋にかけ、マダニの活動が盛んとなる。感染の危険性が高まるこの時期、我々はどのようなことに気を付けなければならないのか?厚生労働省は今月6日に重症熱性血小板減少症候群に関する情報を公開した。





重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

マダニが媒介するウイルス感染症で、感染から発症までの潜伏期は、数日から2週間とされている。感染すると、発熱やおう吐、下痢などかぜのような症状が現れ、重症の場合は、血液中の血小板が減少して出血が止まらなくなったり、腎臓の機能が低下したりして死亡することもある。今のところワクチンや確立した治療方法はないという。


ウイルスを持つマダニの種類


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 マダニ類は、固い外皮に覆われた、吸血前で3〜8mm、吸血後は10〜20mm程度のダニで、主に森林や草地等の屋外に生息しており、市街地周辺でも見られる。中国や韓国でSFTSウイルスを保有していたフタトゲチマダニ以外にも、日本ではタカサゴキララマダニからSFTSウイルスが検出された。どの種類のマダニが感染源として重要かは、現在調査中ということだ。


SFTSに感染しない為には


 マダニに咬まれないようにすることが一番の予防となる。草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすること。服はマダニがついているのが確認しやすい明るい色のものや、マダニがつきにくい化学繊維素材のものがいい。

 DEET(ディート)という成分を含む虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われている。また、屋外活動後は入浴し、マダニに刺されていないか確認すること。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントだ。


もしもマダニに咬まれたら?


 マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血するが、咬まれたことに気がつかない場合も多いと言われている。吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりする恐れがあるので、すぐに取れない場合は、病院(皮膚科)で処置してもらおう。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は再度医療機関で診察を受けること。


SFTSにかかりやすい年齢と致死率(致命率)

 中国では、致命率が6−30%とされている。重症化しやすい年齢はまだわかっていない。日本でこれまでに確認されたSFTS患者の年齢層は、50〜80歳代だが、日本での状況を明らかにするためには今後の調査が必要だそうだ。









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2013年06月12日

海の変な生き物たちの高画質映像



海の中、そこは地上では見ることのできない形状をした生き物たちが住む神秘の世界。



魚を次々と捕食していく貴重なシーンが高画質で収録された映像が公開されていたので見てみることにしよう。



















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2013年06月11日

米ニューヨーク、マンハッタンにある野良猫たちの避難所「モーニングサイドパーク」



アメリカの野良猫たちの楽園がニューヨークに存在しているらしい。


しかもそこは、大都会、マンハッタンのアッパーウエストサイドにあるモーニングサイドパークという公園だ。









2013年現在、ニューヨークのストリートには、50万から100万匹の野良猫がいるというが、そのうちの数十匹の猫は、モーニングサイドパークで優雅にホームレスライフを満喫しているそうだ。


非営利動物保護団体 "Mayor’s Alliance for NYC’s Animals"の情報によると、コロンビア大学付近のモーニングサイドパークに住み着いている猫は数十匹ほど。荘厳なニューヨーク大聖堂からこの公園の南西の角を見渡すことができる。


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この公園を歩きながら注意深く見ると、あらゆる所に猫がいることに気がつく。そして彼らは2つの大きな群れを作っている。1つの群れが陣取っている場所は沼のそば、もう一方の群れは公園の北の隅。こちらは近くに学校がある。

ここではバラエティーに富んだ様々な種類の猫を見ることができる。


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モーニングサイドパークの西側に伸びる、ゴツゴツした崖沿いの小さな洞窟の中で隠れ家を探し求める猫達もいれば、この公園近辺の数カ所に設置したシェルターで眠る猫もいる。



公園の野良猫たちもその数は増え続け、範囲もかなり広がっている。ざっと見積もって70匹以上はいるようだ。

この公園にいる野良猫たちは、かつて飼い慣らされたり、迷ったり、または捨てられたりした、はぐれ猫の子孫達である。

この公園に捨てられたペットは猫だけではない。モーニングサイドパークの池では放棄された元ペットの亀達が増えつつある。彼等のほとんどがアカミミガメで、アメリカ南部の原産種だ。彼等は捨てられたペットの子孫や、孤児で、その多くが相当長い間この公園に住んでいる。ちなみにアカミミガメの寿命は50年から100年ある。

この公園の小鳥や齧歯類にとって野良猫達は脅威であり、残忍なハンターである。ちょうど鳥が頭上を舞い、この2匹がきっちり同じタイミングで空を見上げた時の写真。


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近隣に住む人々が彼らに定期的に餌をやりに来る。NY市では野良猫に餌をやるのは合法だ。アメリカには野良猫の餌付けを違法とする町や市もいくつかある。しかし動物愛護協会などが指摘するように、"餌付けの禁止"はさほど野良猫の数を抑制には効果がない。

残り物は招かれざる客を惹きつけるときも。腹ペコのアライグマはモーニングサイドパークの池のそばのフェンスを飛び越えようとしている。


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もしこの公園で猫達を見かけたら、彼らの私生活を尊重しよう。彼等は魅力的で臆病なのだ。頻繁に訪れる人々であっても、3mから5m以内の距離まで彼等に接近することは滅多にない。


少人数ながらも猫好きで献身的なご近所さんが彼等に餌を与えるために定期的に立ち寄り、生活の様子をチェックして、薬まで持参したりする。


多くの野良猫は路地や工事現場の他、廃ビル、倉庫、駐車場などニューヨークの都市のあらゆる場所にいる。こうしてみるとモーニングサイドパークの野良猫はラッキーなほうだ。










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