2013年06月16日

トリケラトプスの親子?状態の良い3頭の化石が同じ場所で発見される(米ワイオミング)



  約6700万年前に生息していたとみられる草食の恐竜、トリケラトプスの3頭の化石が米ワイオミング州の同じ場所から発掘されたそうだ。


 このうち1頭はまだ若かったとみられ、3頭が親子だった可能性もあるという。








これらの化石は、近くの農場経営者が昨年発見し、現在発掘作業が行われている最中だ。


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発掘チームによると、最も大きな1頭は完全に近い形で発掘された。トリケラトプスの化石はこれまで、全身の骨のうち半分も見つからないケースが多かった。テキサス州のヒューストン自然科学博物館に展示されている化石は約76%の骨がそろっているとされ、これに匹敵するレベルが期待されている。


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 このうちの1頭は脚の太い骨2本に歯の跡が残っていた。チームによれば、同じ時代の肉食恐竜、ティラノサウルスに食い殺されたと推定される。2頭目は体がやや小さめ、3頭目は体重が約半分だったとみられる。つがいと子どもだった可能性があるが、メス2頭が子どもの世話をしていたとも考えられる。トリケラトプスが集団で行動していたことを示す証拠は、これまで見つかっていないという。







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2013年06月15日

実験用マウスの起源は日本(国立遺伝学研究所)



 いまや生物・医学研究実験には欠かせないマウスだが、マウスと人間の結びつきは古く、古来より日本、ヨーロッパなどでは、マウスを愛玩動物(ペット)として飼う習慣があった。


 日本でも江戸時代中期には、マウスの飼い方の手引書(珍翫鼠育草:ちんがんそだてぐさ)が出版されている。実験用マウスの出発点はペットであり、現在の実験用マウスは、江戸時代末期にヨーロッパに渡った日本産のマウスと西ヨーロッパ産マウスの交配集団が起源となっていることが、国立遺伝学研究所哺乳動物遺伝研究室の城石俊彦教授らと理化学研究所バイオリソースセンターらのグループが行ったマウス・ゲノム(全遺伝情報)の比較研究で分かったそうだ。

 この発見は実験用マウスの成立に関して100年余りにわたる議論に終止符を打つものだという。








 世界に分布するマウスは、4つのグループ(亜種:ドメスティカス、ムスクルス、キャスタネウス、モロシヌス)に分類される。実験用マウスは1900年代初頭に米国の生物学者リトル博士が、ペットとして飼われていた西ヨーロッパ産マウス(ドメスティカス)から遺伝的に均一な「C57BL/6」系統のマウスを樹立したのが最初だ。日本でも1970年代から国立遺伝学研究所の森脇和郎博士らが世界中の野生マウスから多くの系統を樹立し、現在ではさらに、さまざまな特徴をもったマウスの基準系統が400以上作られている。


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 研究グループは、日本産マウス(モロシヌス)由来の2つの系統「MSM/Ms」と「JF1/Ms」のゲノムを解読し、標準的な実験用マウスのC57BL/6系統とゲノム配列を比較した。MSM/Msマウスは、同研究所のある静岡県三島市で捕獲された野生マウスから森脇博士が樹立した。JF1/Msも森脇博士が、デンマークのニールセン博士が飼っていたマウスを系統化したものだが、パンダのように白地に黒い斑の入った姿が、江戸時代中期(1787年)に発刊されたハツカネズミ飼育本『珍翫鼠育草(ちんがんそだてぐさ)』に出てくる「豆ぶち」マウスにそっくりなことが分かり、後の遺伝解析でやはり日本由来であることが確認されていた。



 今回の比較解析の結果、C57BL/6マウスのゲノムの約90%は西ヨーロッパ産マウス(ドメスティカス)由来で、残りの部分は日本産マウス(モロシヌス)由来であることが確認された。またC57BL/6マウスには、本来が日本由来のJF1/Msマウスのゲノム配列と極めて類似度の高い((99.998%以上)領域が散在していることなどが分かったという。


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 日本の「豆ぶち」マウスは江戸末期にヨーロッパに渡り、日本国内の系統は戦前までに途絶えてしまった。研究グループは「日本産マウスが今日の実験用マウスの基準系統の起源となり、ゲノムの多型性やその研究に大きく貢献していることが分かった」と述べている。








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2013年06月14日

アメリカ原産の小さなキツネ、「シマハイイロギツネ」



シマハイイロギツネは米カリフォルニア州の8つの島からなるチャネル諸島のうち6島にしか生息していない、体長約50cm、体重2kgほどの小さなキツネである。


灰色と赤褐色の鮮やかな毛色で、短い鼻とぱっちりとした黒い虹彩が特徴。








一時期絶滅の危機に瀕していたが、国家主導の保護活動によりピンチを切り抜け、徐々にその個体数を増やしていっているという。

あまり警戒心がなく、人を恐れない為か、かわいい姿の写真が多く撮られているようだ。


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 シマハイイロギツネが絶滅の危機に瀕した理由は、人為的に持ち込まれたイヌワシが原因だと言う。元々チャネル諸島に生息していなかったイヌワシが繁殖を始めた為、捕食されることでその数を減らしていったのだ。

 チャネル諸島にはもともと魚食性のハクトウワシが生息しており、イヌワシの侵入を妨げていたのだが、1950年代、DDTの過剰使用の影響を受け、ついにその姿を消したことも、イヌワシの定着の原因のひとつである。

 イヌワシを駆除しようにも、保護法で守られている為処分することはできない。そこで、1999年から7年間の歳月をかけ、44羽のイヌワシを罠にかけ捕獲し、別の場所に移送した。2002年には、キツネと共存していたハクトウワシの再導入も行われ見事成功。シマハイイロギツネの順応性の高さと、人になつきやすい性格から、飼育による繁殖はめざましい成果をあげ、2007年にはいくつかの島で十分な個体数の増加があったとして保護活動は一旦終了となったそうだ。


ちなみに、米カリフォルニア州のフェイスブック(Facebook)本社には、敷地内にシマハイロギツネのメスが生息していたようで、昨年からちょこちょこ顔を出すようになったそうだ。このキツネはファイアーフォックス(Firefox)と名付けられ、社員たちからたいそうかわいがられていたが、最近3匹の子どもを出産した。これがまたかわいいのなんのって。


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