2012年12月31日

アメリカでオオアカイカが謎の大量死



今月初旬、米カリフォルニア州サンタクルーズ郡キャピトーラの海岸では数百匹に及ぶ、アメリカオオアカイカが打ち上げられ、死んでいるのが発見されていた。

打ち上げられるオオアカイカは数日のうちにその数を増し、付近の海岸はイカの死体で埋め尽くされるほどになった。その後の報道によると、サンタクルーズから南のアプトス、パシフィックグローブに至るカリフォルニア州中部の海岸各地で、同じような光景が見られたという。死んだイカの数は、推定で数千から数万匹に上ると言われている。













アメリカオオアカイカは、成長すると体長1.5メートルにもなることがある。この巨大なイカが、なぜ大量に海岸に打ち上げられることになったのか、科学者の間でもちょっとした謎とされている。

米国海岸大気庁(NOAA)の魚類学者ジョン・フィールド氏は、「この種のことはときおり起こるけれども、理由はさまざまで、よくわかっていない」と話す。


fbed7b5a.jpg


フィールド氏によると、「(アメリカ)西海岸では、過去10年でアメリカオオアカイカが打ち上げられる回数が次第に増えている」という。「この間に、おそらく気候変動の影響でイカの群れの生息域が広がり、ときに個体数が非常に多くなることがある」。


aee1f6cd.jpg


アメリカオオアカイカは、通常はもっと南方のカリフォルニア湾やペルー沖など、暖かい海域に生息している。だが「海水温の高い時期には、もっと北のこのあたりでも見られる」と、カリフォルニア大学サンタクルーズ校の海洋学者ケネス・ブルランド(氏は話す。

カリフォルニア沿岸では北風が吹くと海水に循環が起こり、養分に富む冷たい水が深海から持ち上がってくる湧昇という現象が生じる。この秋から冬にかけては湧昇が止まり、海岸近くの海水温が上がっている。ブルランド氏は、気候変動と、それにより生じた酸素濃度の低い海域とが、アメリカオオアカイカが北に広がってきた「大きな要因である可能性がある」と指摘する。


アメリカオオアカイカの大量死の要因が気候変動にあるとする考えには異論もある。モントレー湾水族館研究所(MBARI)の海洋生物学者フランシスコ・チャベス氏は、「地球温暖化(や酸素濃度の変化)は、これに関係していないと思う」と話す。同じくMBARIのヘンク・ヤン・ホビング氏も同じ考えだ。アメリカオオアカイカは、ほかの大半の生物が避けようとするような酸素の少ない環境でも繁殖するという信じ難い能力を持っているとホビング氏は指摘する。またホビング氏は、このイカは「極めて俊敏な捕食者」で、理由もなく浅瀬に取り残されるようなことは、特にこれほど多くの数では、考えにくいと話す。


09c03d18.jpg


アメリカオオアカイカの大量死の原因としては、ほかに有害な藻類の大量繁殖も考えられる。ある種の藻類は、ドウモイ酸などの毒物を水中に放出する。この毒物に触れた野生生物は、能力に支障をきたすことがある。このような藻類が大発生し、イカの方向感覚を失わせる直接的な役割を果たしたのではないかと推測する科学者もいる。

大量のイカが方向感覚を失って海岸に打ち上げられた可能性はある。しかし証拠はまだ不十分だ。カリフォルニア大学サンタクルーズ校の植物プランクトン生態学者ラフィ・クデラ氏は「イカが毒にさらされるということは起こりうるが、合理的な理由から、そうなった可能性は低いと考える」と指摘する。「私の研究室はサンタクルーズのミュニシパル・ワーフで毎週藻類と毒物をモニターしているが、この1カ月ほどは全体にほとんど、あるいはまったく毒物が検出されていないし、毒を放出することのある藻類もほとんど見つかっていないのだ」。

















人気ブログランキングへ















posted by ちんた at 06:00| Comment(0) | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月30日

意外とすばやい?のろまじゃないアピールのスッポン



亀がのろまだなんで言い出したのは誰だろうか。

この動画の彼は亀・・・ではなくスッポンなんだけど、こんな亀もいるんだよ、ということで・・・一応カメ目だしね。






















思いのほか早いよね。

意外にも走り出したらなかなかに早く走れるようだ。










人気ブログランキングへ














posted by ちんた at 06:00| Comment(0) | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月29日

ハンガリーの食べられる国宝「マンガリッツァ豚」



高級な豚肉というと最近ではイベリコ豚などが有名だが、他にも希少な名品種がある。

それがマンガリッツァ豚で、その肉質は上品でエレガント、濃厚な赤身と低温で溶ける脂が、繊細で牛肉を思わせるほどにうまいという。2004年にはハンガリーの国宝に指定された為、ハンガリーの食べられる国宝とも呼ばれているそうだ。















2010年には日本にも上陸を果たしたマンガリッツァ豚だが、その外見はまるで羊のような巻き毛を持つため、別名「ウーリーピッグ(羊毛の豚)」とも呼ばれている。

毛の色によって、金、赤、黒と3種類に分類することができ、黒い鼻の淵、口元、蹄を持っているのが特徴である。

マンガリッツァはその見た目だけでなく、飼育方法にも特徴がある。放牧による自然環境のもと、トウモロコシ、ドングリ、カボチャ、テンサイ、小麦といった自然飼料によって肥育される。夏は水浴びをし、冬はマイナス30度の環境にも耐える丈夫な体をもっている。


494701b0.jpg


7255de6b.jpg


ec114468.jpg



一般の豚肉よりも霜降りの率が高い。また肉の色が赤褐色で濃く、牛肉に良く似た肉質である。またコレステロールの原因となる飽和脂肪酸の量が少ないためヘルシーで、消化にも良いとされている。

 更に、一般の豚肉に比べ40〜55%も多くの豊富なビタミンと、チアミン、リボフラビン、亜鉛、鉄といったミネラルが含まれており、老化防止に良いとされる抗酸化酵素も多く含まれている。食味が良く、猪肉のようなにおいもほとんどない。脂肪分が一般の豚肉より低温で溶けることも特色であるため、調理しても柔らかく仕上がるという。













人気ブログランキングへ
















posted by ちんた at 06:00| Comment(0) | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。